【B-NEXT一期生】新入社員研修時にマネジメント基礎をいち早く学んだ2人。入社1年目から顧客折衝を任されている秘訣とは
学生時代にプログラミング経験があり、2021年に新卒で入社した【B-NEXT一期生】の2人に実際にベースに入社してみてどう感じたか、どう活躍できているのか、本音のところを聞いてみました。
◆学生時代の専攻、勉強していたプログラミング言語について
――学生時代の専攻を教えてください。
K:私は、北海道大学の大学院で、情報理工学を専攻していました。
U:私は少し特殊で、北京大学で大気海洋物理学を専攻していました。小学校高学年のころから中国に留学していて、留学終了後、日本に戻ってきたんです。
――学生時代に習得していたプログラミング言語や技術はありますか?
K:C++やPythonですね。授業で学んだり、自分で興味をもって勉強しました。
U:同じくCとPythonです。私も授業でやりましたが、やっているうちに興味がわいてきて自分でも勉強しました。
◆ベースに入社したきっかけ
――就職活動中、数ある企業の中から、なぜベースを選びましたか?
K:自分のプログラミング技術がどれくらいの市場価値があるか知りたかったので、「athletics」という就活サービスを使って、企業側から提示されたプログラミングテストを受けたんです。複数社からオファーを受けましたが、ベースから提示された条件やキャリアが一番魅力的だったので、ベースに決めました。
U:私は正確には、新卒ではなく第二新卒になります。中国に留学して帰国後、2年ほど別の会社でアノテーションや自然言語の研究開発チームに在籍していました。研究開発を通して社会に貢献できてはいましたが、世の中に“何か”を出している実感がなかったので、システム開発がしたくてベースに入社しました。ベースは約半数が外国籍のエンジニアということもあり、多様性のある環境で、日中の技術を融合して開発ができることに興味を持ちました。
◆入社前後の研修について
――プログラミング経験のある二人にとって、ベースの研修はどうでしたか?
K:ベースではまず、内定者に対し「入社前研修」というものがあって、Java言語の入門講座やWebアプリケーションを開発する研修を受けることができます。入社後は「新人研修」があり、こちらではチームを組んでWebアプリケーションの開発を行うという実践に則したものでした。
U:「新人研修」の醍醐味はチーム開発であるということです。チーム全員の進捗管理をしながら、一緒にゴールを目指すことが重要な体験になります。私たちは同じチームでしたが、二人ともプログラミング経験者だったので、未経験の方に対してどうすればわかりやすく伝わるかというのを相談しながら進めていきました。
K:未経験者の方には「こういう資料をつくればわかりやすいんじゃないか」とかね。研修といっても納期が決まっているので、進捗管理やタスク管理などのマネジメントも勉強できましたね。
U:いまの現場でも納期が決まっているので、タスク管理はとても重要。研修の経験が役に立っています。
◆入社後のギャップ、参画しているプロジェクトについて
――入社前後でギャップはありましたか?
K:まず、想像以上に年功序列がないこと。本当に実力主義です。自分が「仕事できるぞ!任せてくれ!」とアピールすれば、新人だからといって止められることはありません。
U:入社前は、黙々と開発作業をしていくのかなと思っていましたが、思った以上にお客様との対話や要件の調整などを任せてもらえて、システム開発者としていろいろな方面で考えることができています。また、以前中国にいたことがあるので知ってはいましたが、想像以上に中国籍エンジニアの方のスキルの高さや、技術に対する探究心の強さに驚きました。
――いまはどんなプロジェクトに携わっていますか?
K:在庫管理システム、いわゆる業務アプリケーションの開発に携わっています。工程としては基本設計の段階で、お客様の要件に対し、どう実現していくか設計書を作成しています。大学の研究や趣味の開発では、自分で考えて自分でつくるだけでしたので、ほかの人がどうつくってほしいのかを聞いたうえで基本設計を進めていくのはやりがいがあります。事細かく要件定義通りにつくればよいわけではなく、お客様の業務を理解し、「行間を読む」というか、お客様が本当に求めているシステムは何なのかを汲み取って設計していかなければいけないと実感しています。
U:私は、あるシステム移行に伴うデータ移行チームに在籍しています。お客様と、どのデータを移行するのか要件定義から入り、現在は詳細設計、開発の工程まで進んでいますが、開発に向けてのプログラムやツールのフロー、移行するデータをどうやって編集するのかという細かなところまで詳細設計書に落とし込んでいます。
K:「早いペースで経験してもらうよ」とは言われていましたが、そうは言っても簡単な開発とかテストから始まるんだろうなって思っていました。でも、いきなり基本設計を任され、お客様と直接やりとりしています。「任せても大丈夫」と判断していただけたのだと思いますが、本当に実力主義ですね。
U:たしかにそうですね。私も、お客様との打ち合わせに毎日参加したり、お客様との要件の調整を任されたりと、「できる人にやらせてみる」というベースの社風に感謝しています。
◆技術研鑽、休日の過ごし方について
――日ごろ、技術をアップデートするためにしていることは?
K:一番は、資格の勉強。基本情報、応用情報は持っているので、その上のDBスペシャリストの資格取得を目指して勉強中です。ベースでは合格したら奨励金が出るんですよ。
U:twitterでエンジニアをフォローして、どのエンジニアがどんな技術を使っているか調べています。面白そうなら自分もそれを試していますね。最近ではYouTubeでもいろいろな技術を紹介しているので、それを見て自分で勉強しています。
――オフはどんな感じで過ごしていますか?
U:開発工程で扱っているGoogle Cloudを、これまでさわったことがなかったので、自分のPCに環境構築して、いろいろ試しています。技術以外だと、アニメを見たり、チェスをしたりしてリラックスしていますね。
K:もともとUIが好きで、大学院もUIの研究室を選んでいました。なので、自分で簡単なアプリケーションを作ってUIの勉強をしています。技術以外だと、サイクリングが趣味です。
◆今後の目標、一言メッセージ
――今後の目標は?
K:ベースは、役職が等級で設定されていて、1が一般、2が主任、3がマネージャ・・・という形で上がっていくので、1年で1等級上げるというのを目標にしています。部長は5なので、5年目には部長になっていたいです。
U:私の目標は、自分のプロジェクトを持ちたいということ。自分がリーダーになって、システム開発を主導していけるようになりたい。そこからさらに上を目指し、将来は部長を目指してがんばっていきたいです。
―ベースはどんな人が向いていると思いますか?
K:「放任主義」が好きな人に向いているかも。私は逐一やることを決められて細かく指示されるとモチベーションが下がるタイプなんですが、いまの上司は仕事を依頼したらやり方を任せてくれる。放置というわけではないので、質問をすればもちろん答えてくれる。自由な環境で仕事をしたほうが能力が発揮できる人、かつ、やればやるだけ仕事を任せてもらえるので、野心のある人には向いていると思います。
U:DXの時代ということもあり、ベースは最先端なシステムにも関わっています。マイクロサービスだったり、自律分散型のサービスだったり、最先端の技術に携わりたい人には向いていると思います。
――最後に、就職先としてベースを検討している学生のみなさんにメッセージをお願いします。
K:野心のある方、早く出世したい方、人より稼ぎたいという方に、ベースはおススメですよ。
U:ベースでは国籍問わず、技術力やマネジメント力が強い方が大勢いるので、技術力を生かしたい方、マネジメント力を鍛えたい方は、ぜひベースを目指してください。